JET SKI WORLD SERIES 2021
 
WGP#1 WORLD SERIES 2021
AMERICA(USA)-ROUND 2│6-10 OCTOBER 2021


 



 
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Date: 4 - 10 - 2021
 
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#777 Juan Lezcano(フアン・レズカノ)選手:アメリカのRUNABOUT(ランナバウト)のジャガー

アメリカの#777 Juan Lezcano(フアン・レズカノ)選手は、レース活動を始めて5年目となります。しかし、この才能豊かなライダーは、父親のショップであるマイアミ・ジェットスキー・ショップで18年間、ジェットスキーレース業界に携わってきました。彼は、ライディングはもちろん、自分のボートを修理したり、ボートを必要としている人にボートをレンタルしたりと、経験豊かな三拍子そろったライダーなのです。ヨーロッパ大会で5位という好成績を収めたJuan(フアン)選手は、Havasu(ハバス)のRunabout(ランナバウト)クラスに照準を合わせています。World Series(ワールドシリーズ)第2戦に向けての準備や、ポーランドでの経験についてお話を伺いました。

「自分専用のボートに乗っているので、(ハバスに向けて)かなり自信があります。乗っているマシンはパワフルで、自分に合わせて調整されています。ポーランドでは自分のボートの半分くらいのパワーしかなかったのに、ハバスのボートは同じ機種で600馬力はあると思います。」そう言って、彼は緊張した面持ちで笑った。ランナバウトのハイパワーなボートに乗って、水面に投げ出されるリスクは勝利と紙一重なのです。

ポーランドでの経験について聞かれたJuan選手は、レースまでの1週間のGyorgy Kasza(ジョージ・カッサ)選手との経験を強調しました。「レースの1週間前にカッサとトレーニングしました。走り方はわかっているつもりでしたが、実際はそうではありませんでした。彼は、あのマシンでレースをするための物理学、特にターン中の物理学について多くのことを教えてくれました。あのコーナーには多くの力学と物理学が関わっています。ターンでは5Gを超える重力加速をかけることができるので、正確さが求められ、ボートはとても敏感に反応します。」

前回Havasuで開催されたワールドファイナルでは、Juan選手は自分のために、そして当日壊れたりスペアが必要になるかもしれない他のライダーのために、24台のスペアボートを持参しました。これはLezcano精神の典型であり、特にJuan選手はメカニックに関するすべてのことを父親から学びました。父について、「私の師匠の一人です。彼は私たちのビジネスをゼロから立ち上げてくれました...しばらくはバンの中で生活していました。彼は自分に投げかけられたものすべてに対処しました。そして、粘り強く、決してあきらめないことを教えてくれました。彼、Gyorgy Kasza氏(およびKasza Racing(カッサ・レーシング))、スポンサーのLiquiMoly(リキモリ)、Hydro Coco(ハイドロ・ココ)、Miami Jet Ski Shop(マイアミ・ジェットスキーショップ)、そして家族や友人たちに感謝しています。」

Lake Havasuでのレースまであと少し。Runabout Grand Prix(ランナバウトグランプリ)クラスで水上の#777にご注目ください。


WGP#1 WORLD SERIES
4 October 2021






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