WGP#1 WORLD SERIES 2021
EUROPE(POLAND)-ROUND 1│21-25 JULY 2021
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Date: 25 - 07 - 2021
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Thai
Language
Japanese
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エキサイティングな第1戦の締めくくり
WGP#1 WORLD SERIES(ワールドシリーズ)の最終日となる4日目は、すべての関係者にとって刺激的で素晴らしい1日となりました。この日は晴天に恵まれ、暑い一日となりました。そして、Pro Runabout GP(プロランナバウトGP)クラスの最終ヒートが終了すると、風が強くなり、雨が激しく降り始めました。
France
The Champion of PRO-AM ENDURANCE OPEN
#96 Nicolas Chamand
Pro Sport GP(プロスポーツGP)クラス(カテゴリー#2)は、常にイギリス出身の2人の選手の戦いとなりました。第2ヒートでは#158 James Bushell(ジェームス・ブッシェル)選手が1位を獲得しましたが、第3ヒートでは#111 Simon Belcher(サイモン・ベルチャー)選手が経験を生かして優勝し、表彰台の1位を獲得しました。Bushell(ブッシェル)選手は素晴らしい戦いをしました。このクラスでの彼の活躍はこれが最後ではないでしょう。
Ukraine
The Champion of PRO R/A 1100 OPEN
#21 Oleksandr Aruteniants
Pro Freestyle(プロフリースタイル)クラス(カテゴリー#5)では、お気に入りのライダーたちが、誰もが知っているおなじみのトリックを、更なるレベルアップした形で披露しました。ベルギーの#1 Niels Willems(ニールス・ウィレムス)選手が第1、第2ヒートを制しましたが、最終日にはフィンランドのフリースタイラー、#116 Pentti Keinanen(ペンティ・ケイナネン)選手に負けてしまいました。Keinanen(ケイナネン)選手は、第3ヒートでは、高い技術で観客を魅了し、最終的には時間内にタイトなルーティンをこなして、第3ヒートで優勝しました。しかしながら、WGP#1 WORLD SERIES(ワールドシリーズ)第1戦の総合優勝は、やはりNiels Willems(ニールス・ウィレムス)選手でした。また、ポーランドの#6 Kornel Babilec(コルネル・バビレック)選手の素晴らしい演技は特筆に値するものでした。次の大会では、さらなる上位での活躍が期待されます。
Belgium
The Champion of PRO SKI GRAND PRIX
#98 Quinten Bossche
Pro Ski Grand Prix(プロスキーグランプリ)クラス(カテゴリー#1)の4ヒートは、緊張に包まれた過酷な戦いでした。ベルギーの#98 Quinten Bossche(クエンティン・ボッシュ)選手は、信じられないほど精悍な走りで、本シリーズ中4ヒートの内、3ヒートを制しました。勝てなかった1ヒートでも、2位となりました。彼が何ヶ月もかけて開発してきたボートは、確実に彼を勝利へと導いてくれました。Quinten(クエンティン)選手に続いて表彰台に上がったのは、このクラスの奇跡のスーパーヒーロー、オーストリアの#90 Kevin Reiterer(ケヴィン・レイタラー)選手でした。Reiterer(レイタラー)選手は、如何なる障害にも動じない能力を持ち、最速のライダーをも追い越す驚異的な能力を持っています。借り物のボートでレースをしているReiterer(レイタラー)選手の今年のレースは、非常に柔軟な対応が求められました。彼は、素晴らしいレースとは、レーサーと、与えられたものを使いこなす能力であることを教えてくれました。フランスの#44 Raphaël Maurin(ラファエル・マーリン)選手は、いつものように猛烈な追い上げを見せ、Reiterer(レイタラー)選手とわずか2ポイント差でフィニッシュしました。Maurin(マーリン)選手の特徴は、リベンジに燃え、各ヒート、各ラウンドで純粋に自分を追い込んでいくことだと思います。レースリーダーにプレッシャーをかけ、前に出るチャンスを狙っています。しかし、WGP#1 WORLD SERIES(ワールドシリーズ)第1戦では3位を獲得しました。4位にフランスの#11 Benjamin Scharff(ベンジャミン・シャーフ)選手、5位にベルギーの#5Antoine Goethals(アントワン・ゲーザル)選手が続きました。これらの選手は、2021年シーズンの注目のライダーです。
Kuwait
The Champion of PRO R/A GRAND PRIX
#66 Mohammed Burbayea
Pro Runabout Grand Prix(プロランナバウトグランプリ)クラス(カテゴリー#4)は、激しいバトルによる見応えのあるレースとなりました。クウェートの#38 Mohammad Albaz(モハメド・アルバ)選手は、4回のホールショットのうち2回もホールショットを奪い、何度もレースをリードしていました。しかし、第3ヒートと第4ヒートでボートトラブルと不運なトラブルに見舞われ、総合4位となりました。World Series(ワールドシリーズ)2019のディフェンディングチャンピオンであるクウェートの#66 Mohammed “Skinny Mo” Burbayea(モハメド・“Skinny Mo”・ブバイエア)選手は、常に注目される存在であり、第3、4ヒートで凄い走りを見せました。Burbayea(ブバイエア)選手は、自分のボートとライバルをうまくコントロールしていて、素晴らしい走りを披露しました。第4ヒートでは1位を逃しましたが、2位に入賞し、第3ヒートでの1位獲得により、2ポイント差で表彰台の1位に立ちました。2ポイント差で続いたのは、今年も大会での活躍を期待されていて、その存在を忘れてはいけないデンマークの# Marcus Jogensen(マーカス・ヨルゲンセン)選手でした。Jogensen(ヨルゲンセン)選手は、5位、3位、2位、1位と順位を上げていき、見事に表彰台を獲得しました。フランスの#86 Jeremy Perez(ジェレミー・ペレス)選手も負けてはいません。Perez(ペレス)選手は安定した冷静なレースで3位の表彰台を獲得しましたが、それは簡単なものではなく、アメリカの#777 Juan Lezcano(フアン・レズカノ)選手とイギリスの#158 James Bushell(ジェームス・ブッシェル)選手との激しいバトルでした。Lezcano(レズカノ)選手とBushell(ブッシェル)選手は全ヒートを通じて5位と6位を争っており、Perez(ペレス)選手の3位表彰台を狙うには十分なポイントを獲得していました。しかし、Bushell(ブッシェル)選手は第4ヒートでボートトラブルに見舞われてレースを終え、Lezcano(レズカノ)選手はこのラウンドで最高の戦いを見せました。次戦は万全の体制で臨むと思いますので、注目したいです。
ポーランドで開催されたWGP#1 WORLD SERIES(ワールドシリーズ)第1戦が終了し、すでに10月の次のレースに向けて動き出しました。他のWGP#1 WORLD SERIES(ワールドシリーズ)の優勝者やEuro Final(ユーロ・ファイナル)の優勝者たちの卓越したレースと優れたスポーツマンシップを称えたいと思います。Warta(ワルタ)市のホスピタリティに感謝するとともに、イベントスタッフ、参加者、チーム、ライダーの皆さんのご協力に感謝します。